荒れた学校、自殺の原因=女性教諭の公務災害認定−大阪地裁(時事通信)

 自殺した堺市の中学校の女性教諭=当時(51)=の夫が、荒れた学校での過酷な勤務が原因として公務災害と認めるよう求めた訴訟の判決で、大阪地裁の中村哲裁判長は29日、「自殺と公務との間に因果関係が認められる」として、地方公務員災害補償基金の不認定処分を取り消した。
 中村裁判長は「校内で喫煙、器物損壊、恐喝が横行し、常に生徒指導が必要という異常な勤務環境で、生徒から暴力を受けても学校側からの支援もなく、強度の精神的ストレスが積み重なった」と指摘。過重な勤務が原因でうつ病を発症し、自殺に至ったと判断した。 

【関連ニュース】
当世「新成人」諸事情
阿久根市長、高校に処分撤回要請=野球部員の出場禁止で
海水浴場を原則禁煙に=都道府県初の条例成立へ
火も煙もゼロのたばこ発売へ=JT
たばこ販売、最大の落ち込みに=増税も1000億円減収

「執行部は国民に謝罪を」 解任撤回で民主・生方氏(産経新聞)
<訃報>竹山広さん90歳=歌人(毎日新聞)
JWALK中村容疑者、覚せい剤・コカインで起訴(読売新聞)
蟹江3人殺傷 パーカ姿の不審男 事件前日に目撃(毎日新聞)
<郵政改革>亀井氏独走やまず 民主、官業肥大に批判(毎日新聞)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。